『ペインティング入門』てどんな本？
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先日「ペインティング入門Ⅱ 遊びの採集 現代アートの現場」について掲載後、
－「ペインティング入門」について、もっと詳しく教えて？
というご質問を、数多く頂きました。
そこで、
本の中身と主なテーマを詳しくご紹介します。
あわせて、
【『ペインティング入門』～現代っ子センター～現代っ子ミュージアム】
の繋がりもご紹介します。
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－この本のテーマ① 「遊びの採集」とは…
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『あそび：砂浜で波と石ころと遊ぼう』、『ペイント：らくがきあそびは楽しいな/
指先でえのぐをのばしてみよう/てんてんてんで描いてみよう/他』、『物で描く：生活の中の道具でペインティングしよう/色砂ふりかけ魔法のあそび/他』、『外へ：シャボン玉アート/新聞紙やチラシであそぼう/海辺に漂流物を探しにいこう/郵便で遊便しよう－世界をつなぐ郵便芸術/他』
の４つのテーマの中で、「現代っ子センター」でのユニークな絵画指導法を紹介しています。
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そして「現代っ子センター」では「ペインティング入門」をベースに、更に季節やその時々の話題などを盛り込んで、毎週さまざまなテーマを用意。宮崎市内近郊からやって来る３才から高校生の子ども達が一緒になって、毎週元気一杯に描いています。
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－この本のテーマ②「私がショックを受けた作家たち」とは…
この本の著者・藤野忠利は、「現代っ子センター」の主宰者と共に「現代っ子ミュージアム」の館長です。
「現代っ子ミュージアム」…『藤野忠利コレクション』の１９５０年代後半から今までの国内外の現代美術作品と
「現代っ子センター」の子ども達の作品を中心に展示する施設です。
「私がショックを受けた作家たち」には
・関西の『具体美術協会』…吉原治良、白髪一雄、元永定正、嶋本昭三、上前智祐、堀尾貞治、田中敦子、金山明、ほか。
・海外の現代美術…アンディ・ウォーホル、ジャクソン・ポロック、フランク・ステラ、イブ・クライン、ロイ･リキテンシュタイン、菅井汲、ほか。
・その他、藤野忠利が国内外の「ショックを受けた」たくさんの作品を、写真と共に紹介しています。
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① 「遊びの採集」をテーマにして描いた「現代っ子センター」の子ども作品と、
②「私がショックを受けた作家たち」で紹介された現代美術作品は、
「現代っ子ミュージアム」の中の同じスペースに展示しています（作品は常時入れ替え）。
絵を描く行為は、こどももおとなも一緒、そのどちらも素敵で、楽しい、面白い作品ばかりです。
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・著者・藤野忠利の「この本のつかい方」から…
『のびのびと自由に制作したら面白い絵ができる。いやいや描いたら絵はアカン。
この本にはいろんな絵を描く方法を示したが、同じやり方でも自分の個性が出せたものがいい。（中略）
この本をみてから、あなたの手で作品は始まる。』
・今回の重版に際して、山口洋三氏（福岡市美術館・学芸員）から頂いたメッセージから（抜粋）
『・・・子どもが遊びながら絵を描いたり、粘土をこねたりする様と、現代美術は驚くほどよく似ていることが、本書から伝わってきて目から鱗が落ちる思いがする。』
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『ペインティング入門Ⅱ遊びの採集 現代アートの現場』/藤野忠利 著/鉱脈社 刊
●定価（1冊）：本代/2,000円＋送料/160円＝2,160円
●ご注文・お問合せ・資料請求
鉱脈社（電話０９８５－２５－１７５８/宮崎市田代町２６３）
現代っ子センター（電話０９８５－２４－１３６７/宮崎市松山１丁目９－２６）
現代っ子ミュージアム（電話０９８５－２０－３６６３/宮崎市松山１丁目６－２０）
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