「夏野菜の冷たいスープ/雑穀玄米ごはんのサラダ仕立て/タピオカ黒糖くずもち」のレシピ
現代っ子センターの料理講座 2005年7月
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今日のお題「夏野菜の冷たいスープ/雑穀玄米ごはんのサラダ仕立て」のレシピ
-よるごはんをメインに、次の日のあさごはん、またはお弁当への展開レシピ-
今日の「黒米雑穀玄米ごはんと季節の野菜御膳」
・ ゴーヤ入りビシソワーズ
・ 雑穀玄米ごはんと茹で鶏肉のサラダ仕立て
・ 五香酢卵
・ タピオカ黒糖くずもち・きなこ添え
このメニューを次の日のごはんへ展開させたら…
・ 【ゴーヤ入りビシソワーズ】たくさん作ったら冷蔵、朝ごはんに。パンにも良く合う。
・ 【五香酢卵】しっかり味のついたゆでたまごです、お弁当に。
今日の素材ポイント
・ メインとスープを同時に作る…鶏肉を使って、スープを取る時、同時に野菜も加えて両方の味を生かしておいしいスープを作る。茹でた鶏肉や野菜はそのままスープの具にする、サラダや和え物に使いまわす、など色々に応用可能。暑い時期の料理作りは、一回の調理時間で作った料理を何通りにも使い分かるアイデアで、熱のこもるキッチンにいる時間を短く出来ます。
・ 夏の卵料理…しっかりした味と完全に熱を通す事が大事。今回は甘酢に漬けて更に保存も考慮しました。
・ さっぱりしたごはん…夏のごはんメニューは「朝ごはん」を基本に昼ごはんや夜ご飯を考えてみる。朝ごはんに+何品つけるかで、意外と簡単にさっぱりごはんメニューができますよ(今回は主菜のごはんをエスニック味のサラダ仕立てに)
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材料と調理の流れ(各レシピの詳細な分量と作り方等は当日、講師が作りながら説明します。各自ご記入ください)
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【基本のチキンと野菜のスープ】作りやすい量
水2リットル、鶏の胸肉2枚、ジャガイモ3個、にんじん1本、キャベツの固い部分、ねぎの青い部分二本分、調味料(酢と塩各適宜、鷹の爪、ハーブミックス)
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【ゴーヤ入りビシソワーズ】4人分
『スープ』で使った野菜類、ゴーヤの薄切り適量、チキンスープ、塩、
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【雑穀玄米ごはんと茹で鶏肉のサラダ仕立て】4人分
『スープ』で使った鶏肉、温かい玄米ご飯、サラダ野菜(この日はもやし、甘長ししとう、赤玉ねぎ、ゴーヤ)、
合わせ調味料(スイートチリソース、酢、すり胡麻、醤油)
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【五香酢卵】
ゆでたまご、調味料(酢:水=1:1、三温糖・醤油・五香粉各適量、鷹の爪)
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【タピオカ黒糖くずもち・きなこ添え】4人分
タピオカ粉(無い時は片栗粉)おおさじ3、水1,5カップ、粉黒糖、きなこ
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*作り方
【基本のチキンと野菜のスープ】
・ 鶏肉は余計な脂身を取り、皮目に数箇所切込みを入れる。
・ 大鍋に鶏肉・ネギ・酢・鷹の爪と分量の水を入れて火にかける。アクが出るので丁寧に取る。次に調味料と野菜類を丸のまま入れて蓋をして、中火で野菜に火が通るまで煮る。冷めるまで室温に。冷めたら具を取り出し、スープは漉して冷蔵保存。
【ゴーヤ入りビシソワーズ】
・スープで使った野菜類(柔らかくなっている)を木ベラで潰す。(ネギは取り除く)
・ スープで好みの濃度に調整し、調味する。これを冷蔵、器に盛る時にゴーヤを添える
【雑穀玄米ごはんと茹で鶏肉のサラダ仕立て】
・ 調味料は合わせておく。野菜類と茹でた鶏肉はそれぞれ、食べやすく切り分ける
・ 温かいご飯に合わせ調味料の半量を加え混ぜる。平皿に盛る。
・ 野菜類・鶏肉を盛り付け、残りの合わせ調味料をかける
【五香酢卵】
・ 鍋に調味料を入れ、一度沸騰させておく
・ ゆで卵が熱い内に保存容器に入れ、調味液を注ぐ。途中、卵の向きを直し(そうしないと片面だけに色が付く)冷めるまで置いておく。保存は冷蔵庫で。翌日からが食べ頃。
【タピオカ黒糖くずもち】
・ 鍋にタピオカ粉・水・黒砂糖を入れてよくなじませる
中火にかけ、木べらで鍋底からよく練り混ぜる。生地が透明になったら火からおろし、きなこを敷いた平皿の上にあける。荒熱が取れたら箸で食べやすいサイズに分ける。