現代っ子センタ-の料理講座 3月のお菓子「よもぎ白玉(250kcal)」春先の柔らかいよもぎの新芽を加えた若草色のお団子は、昔なつかしい春を呼ぶ和菓子です。
現代っ子センタ-の料理講座
3月のお菓子「よもぎ白玉(250kcal)」
春先の柔らかいよもぎの新芽を加えた若草色のお団子は、昔なつかしい春を呼ぶ和菓子です。
よもぎ・・・古来「もちくさ」として使われる香りのよい草。邪気を払うともいわれます。ひなの節句、端午の節句に供える風習もあります。
ポイント
・よもぎは柔らかい新芽の葉先を使う。繊維の硬い草なので硬い葉・茎は刻む時に苦労します。
・もっと手軽に作りたい時には、ほうれん草の葉先を茹でて刻んだものを適量加えてもいいです。
材料(作りやすい量 4-5人分)
白玉粉 2カップ
よもぎ 手のひら一杯分
重曹 少々
粒あん(市販)適量
作り方
1、よもぎは流水でよく洗う。鍋に熱湯を沸かして重曹を加え、よもぎを入れて茹でる。
茹で上がったよもぎを水に取って、ざるに空ける。再度水にさらす。
2、水気を搾り、包丁で細かく刻む。
3、ボウルに白玉粉と刻んだよもぎを入れ、水を少しずつ加えながら耳たぶくらいの柔らかさになるまでよくこねる。これで団子生地の完成。
4、鍋に熱湯を沸かして、一口大にまとめた団子を入れる。浮き上がった団子が鮮やかな若草色になったら茹で上がりのサイン。冷水に取って粗熱を覚ましてからざるに空ける。
5、器に盛り、粒あんを添える。
栄養成分値(一人前あたり)250kcal
※白玉は5個、粒あんは「五訂増補日本食品標準成分表」を参照。
〈応用〉春の二色白玉
白とよもぎ色の二色の白玉に、粒あんや季節の果物(写真は宮崎特産・日向夏)を盛り合わせた、目にも楽しい春のおやつです。