現代っ子センタ-の料理講座 7月のお菓子「ひき茶かん(108kcal)」と「黒砂糖くずもち(93kcal)」。溶けにくく型崩れしにくい寒天。冷やしても固くならずにくずもちのような食感のタピオカ粉。夏の冷たいお菓子作りにおすすめの食材です。
現代っ子センタ-の料理講座
7月のお菓子「ひき茶かん(108kcal)」と「黒砂糖くずもち93(kcal)」。
ポイント
〈寒天〉は溶解温度が高いので溶けにくい。また型崩れしにくいのでしばらく室内に置いても大丈夫。
〈タピオカ粉〉は冷やしてもくず粉のように固くならず、食感はくずもちのようにモチモチとした仕上がりに。
これらの食材を使ったお菓子は作りおきができるのもいいところ。夏の冷たいお菓子作りにおすすめの食材です。
「ひき茶かん」
抹茶が入ることで、餡(あん)入りの水ようかんのような口当たりになります。
材料
粉寒天1袋(5g)+水450cc
抹茶大さじ3+きび砂糖大さじ4-5(好みで調整)+熱湯大さじ3
作り方
①鍋に粉寒天と水を入れて木ベラで混ぜる。火に掛けて粉寒天を完全に溶かす。
②抹茶と砂糖を混ぜる。熱湯を加えて練り混ぜて溶かす。
③①の寒天液に②を加えて混ぜる。型に流し入れて冷やし固める。
※黒蜜やきな粉を添えてもよく合います。
栄養成分値(1人前あたり)108kcal たんぱく質4g 脂質1g 炭水化物23g ナトリウム1,5mg
応用「フルーツかん」
〈抹茶〉のかわりに好みの〈ジャム〉を加えます。
材料
粉寒天1袋(5g)+水450cc
好みのジャム大さじ5-6(好みで調整)
作り方
①鍋に粉寒天と水を入れて木ベラで混ぜる。火に掛けて粉寒天を完全に溶かす。
②ジャムを加えて混ぜる。型に流し入れて冷やし固める。
※レモン汁を少量加えると味が締まります。
※この寒天は柔らかいので、スプーンですくって盛り付けます。
「黒砂糖くずもち」
黒砂糖味のひんやり冷たいもち菓子。ついもう一口、となりそう。
材料
タピオカ粉大さじ2+水300cc
黒砂糖大さじ5‐6(好みで調整)
作り方
①鍋にタピオカ粉と水を入れて木ベラで混ぜる。黒砂糖を加えて混ぜる。火にかける。
②鍋底から練り混ぜながら、白濁した液が透明になり弾力が出るまでよく練る。
③型に流し入れて冷やし固める。
※とても柔らかい出来上がりです。固めにしたい時は水の量を控えてください。
栄養成分値(1人前あたり)93kcal たんぱく質× 脂質× 炭水化物23g ナトリウム5mg
※食べやすい大きさにすくって、きな粉にまぶして食べてもよく合います。
※季節のフルーツを添えてもよく合います。