☆ 【ごはん料理の会】:『玄米&押し麦のパエリヤサラダ』
現代っ子センターの料理講座 2006年5月
☆ 【ごはん料理の会】:『玄米&押し麦のパエリヤサラダ』
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-ひとつのレシピを基本に、楽しくおいしく変化できるレシピも考えよう!-
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☆楽しく・おいしく変化させたら…『玄米&押し麦のパエリヤサラダ』
しっかり味がついているので、お弁当にはこれとサラダだけで充分でしょう。またスペインの家庭料理では、残ったら「パエリヤコロッケ」「パエリヤオムレツ」などに変化させていました。
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☆今日の素材ポイント 【米】・・・日欧での扱い方の違いについて
日本と同じく欧米でも米は食べますが、欧米では米や豆は「野菜」の一つとして扱われる事が多い。加熱しても粘りが少なくパラパラとしているので、生米のまま煮たり、茹でてからサラダやデザートに使用されています。今回の「パエリヤ」は、スペインの地方ごとに色々な作り方があります。米の代わりにパスタを砕いて作るレシピもあります。今回のレシピは、バルセロナで食べたパエリヤの味をヒントにしました
♪では、作ってみましょう♪
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材料と作業の流れ(細かい分量や手順は当日、講師が作りながら説明します)
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☆ 材料 2人分
●米類【玄米1カップ、押麦大さじ1、水250cc、米酢大さじ1、ターメリック小さじ1】
●具【白身魚一切れ、鶏もも肉1枚、ベーコン1枚、干し海老大さじ1、玉ねぎ2分の1個、オリーブの実(瓶詰め・スライス)大さじ2、サラダ菜適量】
●調味料【オリーブ油適量、トマトペースト大さじ半分、みりん大さじ1、醤油小さじ1、塩少々、鷹の爪(小)1本、生姜のみじん切り・ひとかけ分、ターメリックとカレー粉・各大さじ1・乾燥ハーブ(あれば)少々】 柑橘系(オレンジ、レモンなど)1個
☆ 作り方
● ごはんを炊く:玄米はサッと洗って炊飯器に入れ、他の材料も加えてひと混ぜする。このまま2時間置く。その後、炊く。炊き上がりは少々硬め(後で具を混ぜるため)。
● 具を用意:白身魚と鶏肉は下処理後に食べやすい大きさに切る。玉ねぎは8等分に切る。ベーコンは1cm幅に刻む。
● 具を調味:フライパンにオリーブ油・鷹の爪・生姜を入れて中火にかける。暫くおいて油に風味を移す。ベーコンを入れ、カリカリに炒める。次に鶏肉と魚を入れ、両面焼き色がついたら一旦取り出す。
玉ねぎ・オリーブの実・干し海老と調味料(塩を除く)を加えてひと混ぜしたら鶏肉と魚を戻し、ふたをして弱火に落とし、10分程煮込む。途中水分が足りないようなら、湯少々を加える。最後に味を見て塩を足す(今回は塩気の出る具を使うので、塩は入れすぎないように)
●仕上げ:炊き上がったごはんに具を加え、切るように混ぜ合わせる。器にサラダ菜を敷き、パエリヤを盛りつける。食べる時に柑橘類を搾る(これはスペイン式)。