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January 12, 2008

黒糖小豆ぜんざい

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現代っ子センターの料理講座 2008年1月
【料理コース】:小豆ぜんざい

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-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!-
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☆ 今日のポイント:豆のゆで方・保存方法。そして、ふっくら煮豆の方法。
①まず「新豆」を選ぶ:新豆を使うと事前に浸水させなくても大丈夫。豆が短時間で茹る。

②「保温調理器」または「魔法瓶」を使って茹でる:今回は保温調理器『シャトルシェフ』を使い、時間をきちんと計って茹でています。                 
【★保温調理器のない場合、魔法瓶で応用して下さい。火にかけた鍋が沸騰したら、魔法瓶に移し変え、蓋を閉める】。
この方法だと「吹きこぼれ、差し水」の心配もなく、長時間キッチンの前にいなくても確実にベストの豆の茹で加減に仕上げることが出来るでしょう。

③砂糖を加える前に豆の硬さを確かめる:豆の茹で方が固い内に砂糖を加えると、何時間煮ても表皮が固くて豆の芯が残った仕上がりになります。指で挟んで楽につぶれる状態がベスト。

④ふっくら煮豆に仕上げるコツは、休ませるている間に味を含ませる:ふっくら煮豆に仕上げるコツは「弱火で数回に渡って味を含ませる」。強火で一気に煮上げてしまうと固くパサついた煮豆になります。


♪では、作ってみましょう♪

【材料】
●茹でる:小豆1カップ強(約250g)+茹でる水1ℓ(豆の4倍)
●調味料:粉黒糖〔豆の重量の三割から四割〕、水、塩、しょう油
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【作り方】
①豆は洗い、保温調理器の内鍋に分量の水と共に入れて蓋をして火にかける。沸騰したら火から下ろし、保温調理器に入れて調理器の外蓋を閉める。新豆の場合は30~40分、新豆以外だと50~60分で調理器から出して茹で加減を確かめる。豆が固い時は再度調理器に戻し様子をみる。
(☆保温調理器のない場合のゆで方は、上記ポイント参照)

②茹で汁につけたまま冷ます。熱いうちに茹で汁を切ると、皮が破けたりしわが寄ったりする。
冷めたら、ざるに空けて一度ざっと水で洗い、水気を切る。

③鍋に2カップ分の湯を沸かして粉黒糖大さじ3を加えて溶かす。そこへ茹でた豆を入れる。フツフツとしてきたら残りの粉黒糖を3回に分けて加え、木ベラでやさしく混ぜながら溶かす。途中、浮かんでくるアクをすくう。

④好みの甘さに加減したら、仕上げに塩と醤油少々で味を調える。火を止めて、そのまま室温で味を含ませる。

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