春の三色団子
現代っ子センターの料理講座 2009年2月
【2月のお菓子】:春の三色団子
-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!-
■ 手作り団子を、ひと工夫。…白玉団子を固めに練って作ると、色々な彩り・味の団子に変化できます。
①市販のジャム(苺・ブルーベリー・リンゴ など)を少量、団子に混ぜて練ります。
それぞれのフルーツの彩り楽しい団子になります。ジャムは入れすぎると団子の生地がゆるくなってまとめにくくなるので注意しましょう。
②粉黒糖、きな粉、すりごま、ココア等を少量、団子に混ぜて練ります。ちょっと和の風味を楽しめる団子になります。
このほかにも、おいしくつくってみてください!
「春の三色団子」
■材料【※作る順番に記しています】
①苺団子:白玉粉 1/2カップ、水 適量、苺(大)1個
②抹茶団子:白玉粉 1/2カップ、抹茶 小さじ1/2、水 適量
③日向夏団子:白玉粉 1/2カップ、日向夏の皮のみじん切り(またはレモンの皮のみじん切り) 大さじ1、水 適量
● 日向夏蜜
※「日向夏」が入手できない時は、後ほど記しました「苺蜜」で応用して下さい。
日向夏の果汁と果肉 1個分
蜂蜜 大さじ5
水1カップ
片栗粉 小さじ1
■作り方
●団子を作る
①苺団子:苺は細かく刻む。ボウルに白玉粉と苺を入れ、水を少量ずつ加えながら耳たぶほどの弾力を目安に練る。
②抹茶団子:ボウルに白玉粉と抹茶を入れ、水を少量ずつ加えながら耳たぶ程の弾力を目安に練る。
③日向夏団子:ボウルに白玉粉と日向夏の皮のみじん切りを入れ、水を少量ずつ加えながら耳たぶ程の弾力を目安に練る。
● 茹でる
団子生地を食べやすい大きさに丸める。沸騰した湯に入れ、浮き上がってくるまで良く茹でる。浮き上がったら冷水に放して冷まし、ザルにあげて水気を切る。
● 日向夏蜜を作る
鍋に片栗粉以外の材料を入れて火にかける。木ベラで混ぜながらひと煮立ちさせる。片栗粉と同量の水で溶いたものを加えて良く練り混ぜて、火から下ろす。
● 茹でた団子を器に盛り、日向夏蜜をかけていただく。
※茹でた小豆、つぶあんやこしあん、季節の果物、寒天 などと一緒に盛り合わせてみても良く合います。
■【参考】団子に合う「苺蜜」
※今が旬の苺にひと手間かけて、「自家製苺蜜」を作ってみよう。
① 果物の重量に対して、砂糖は30~50%(甘さは好みで加減)。
② 果物は軸を落とした後、縦半分に切り分けてから砂糖をまぶす。
③ 暫く置いて果物の水分を出す。この後、レモン汁(大さじ1)を加えて火にかける。
④ 木ベラで静かにあたりながら様子を見る。アクが出てきたら、取り除く。だいたいアクが出なくなった頃に火を止める。
⑤ 冷めたら、保存容器に移す。保存は冷蔵庫で。3日程は保存可能。
※団子のほかに、ヨーグルトやアイスクリームにも良く合います。