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March 27, 2010

スイートスプリングのケーキ

現代っ子センターの料理講座  2010年 3月
【3月のお菓子】:スイートスプリングのケーキ
-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!- 
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基本「スイートスプリングのケーキ」

■材料:(10×20×5(高さ)cmパウンド型1台分)
A)卵白 2個分
 塩  一つまみ
 きびざら糖 30g

B)卵黄 2個分
きびざら糖 25‐30g(甘さは好みで加減する)
オリーブ油 大さじ1
スイートスプリングの果汁 40cc(約1/2個分)

C)薄力粉 70g
  タピオカ粉(または片栗粉) 30g  
ベーキングパウダー 小さじ1/2(3g)

スイートスプリングの表皮 1/2個分(細かく刻んで紙に広げて水分を飛ばす)

※作る前に準備すること
■ 型にバター(分量外)を塗り、冷蔵庫に入れて冷やす。
■ オーブンを170度にセットする。
■ C)の粉類をふるっておく。

■作り方
①「A)メレンゲを作る」
ボウルに卵白と塩を入れて泡立て器でザッと泡立てる。砂糖を3回に分けて加えながら、固いメレンゲを作る。

②「ケーキ生地を作る」
別の大きなボウルに材料を順に加え、泡立て器でその都度良く混ぜる。
 
③「粉とメレンゲを混ぜ合わせる」
②のボウルに①のメレンゲの1/3量を入れ、泡立て器で混ぜる。
粉類を2‐3回に分けて入れる。泡立て器で丁寧に混ぜ合わせる。
残りのメレンゲを2回に分けて加え、ゴムベラに換えて、ボウルの底からタネをすくう感じで、リズミカルに切るように粉気がなくなるまで混ぜる。
最後にスイートスプリングの皮を加え混ぜる。

④「生地を型に流し入れる」
生地を型の半分強位、一気に流し入れる。
※ボールに残った生地を再度、型に注がないように!膨らみが悪くなります。

⑤「焼く」
オーブンへ入れ、温度を25分~28分間、焼く。
焼き上がりに串を刺して、生地がついてこないか確認する。
同じ高さの缶詰を2個用意する。焼き上がったらすぐに逆さにして、型の両端を缶詰に引っ掛ける。
そのまま冷めるまで置いておく。
冷めたら型と生地の間にナイフを入れ、少しずつ剥がす様にようにして外す。

〔参考〕
「1、 スイートスプリング」
宮崎産の柑橘類。味はオレンジをもっと濃厚にしたような感じ。大きさはオレンジよりも大きい。

「2、タピオカ粉」
キャッサバの根から精製した殿粉。片栗粉と同様、料理にトロミを付ける時に使う。片栗粉よりさらっと上品なトロミに仕上がる。また沖縄や南の国々では餅菓子などの材料としても使われている。焼き菓子に使うと軽やかな仕上がりになる。中華・エスニック食材店等で入手可。
       
■応用:
1、 色んな果実に置き換えて作れます。 
今回使った果実以外にも、季節の色んな果実の果汁で作ってみましょう。果汁の分量は同じです。
例えば、日向夏・オレンジ・ネーブル・柚子・レモン など。皮の量は、果実に合わせて加減してみて下さい。沢山入れると生地が重たくなり膨らみに影響するので、最初は控えめの量にして下さい。皮は細かく刻んでキッチンペーパーの上に暫く置き、水分を飛ばして使うのがコツです。

2、 残った生地は、クッキーに。 
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型に入りきれなかったり、ボウルに残った生地は、クッキーにしましょう。
型の空いたスペースに耐熱紙を敷き、生地を丸く、また細長く流します。
この生地はかなり広がるので間隔を空けて置きます。
一緒に焼きます。
冷めたら型からそっと剥がします。
とても軽いクッキーができます。

3、ヨーグルト入りカスタードクリームと共に
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ヨーグルトを加えた、軽い仕上がりのカスタードクリームを添えてみました。
シンプルなケーキに良く合います。

カスタードクリームの作り方は
「アップルカスタード」
の項をご覧下さい。

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