〔現代っ子センターの料理講座〕:4月の料理「春のおそうざい その2」えんどう豆ごはん・里芋のぬた ほか。
現代っ子センターの料理講座 2010年 4月
【4月の料理】「春のおそうざい その2」
-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!-
■「えんどう豆ごはん」(2-3人分)
材料:米 2合、昆布 10センチ、酒 大さじ2、えんどう豆(塩茹で) 1カップ、 塩
作り方
① 米は洗って釜に入れる。炊く分量の水から大さじ2を取って酒を加える。昆布も加える。塩少々を加えて混ぜる。炊く。
② 炊き上がったら昆布を取る。えんどう豆を入れてしゃもじで混ぜ合わせる。
※ 豆を入れたご飯は傷みやすいので、保温しない方が安全です。
材料:米 2合、酒 大さじ2
茹でたけのこ 10cmくらい、干し椎茸 2枚、薄揚げ 1/2枚、
調味料:醤油 、酒、きびざら糖、みりん(各適量)
作り方
① たけのこ・薄揚げ(油抜きする)・干し椎茸(戻す)を細切りに切る。調味料を適宜調整してしっかりと煮付ける。
② 米は洗って釜に入れる。炊く分量の水から大さじ2を取って酒を加える。①の具は汁気を切って加える。ひと混ぜする。炊く。
※ たけのこを入れたご飯は傷みやすいので、保温しない方が安全です。
■たけのこのかきたま汁(2-3人分)
材料:出し汁 1リットル弱、ゆでたけのこ 先の柔らかい部分を10cmくらい、酒大さじ2、醤油 大さじ1、卵 1個、塩
作り方
① たけのこは洗って汚れなどを取る。先端の柔らかい部分から半分に切り分ける。先端部分は縦の細切り、それから下は縦半分に切り、それを薄切りに切る。
② 鍋に出汁を沸かし、たけのこを入れる。酒・醤油・塩少々で味を調える。
③ 卵を割り、塩少々を加えて溶きほぐす。鍋に流し入れる、火を止めて鍋に蓋をして少し蒸らす。
器に盛り、三つ葉・山椒などの青味を添える。
■応用:ワラビのかきたま汁
たけのこの替わりに茹でたワラビに替えても良く合います。
材料:里芋 4-5個、 味噌 小さじ1くらい、 きびざら糖 小さじ1くらい、塩、いりゴマ(黒)
作り方
① 里芋は洗って汚れを取り、水から茹でる。半分くらい火が通った頃に取り出す。皮を剥いて4等分に切る。
② かぶる位の水と塩ひとつまみと共に鍋に入れる。中火にかけ、柔らかくなるまで煮る。
③ 湯切りをして、「粉ふき芋」の要領で芋をしゃもじでころがしながら水気を飛ばす。
④ すり鉢に入れる。すりこぎで潰す。調味料を加えながら、なめらかに練り上げる。
⑤ 器に盛り、いりゴマを散らす。
※ 調味料の量は、芋の量により多少変動する場合があります。味を見ながら加減しつつ加えて下さい。