現代っ子センタ-の料理講座 6月のお菓子「レモン豆(126kcal)」。定番の煮豆にレモンの酸味で初夏にぴったりの爽やかな味。併せて夏の果実+レモンの簡単おやつも紹介。
現代っ子センタ-の料理講座
6月のお菓子「レモンを使って初夏のおやつ」
定番の豆の甘煮に甘みの強い夏の果物に+レモン。初夏にぴったりの爽やかな味。
■ポイント
今回はレモンの酸味で甘味料の量を控え、素材の持つ旨味や甘味を生かした作り方です。
初夏に合う煮豆は、いつもより甘味料を控えました。豆を柔らかく茹で、煮る時間は短めに。余熱を利用して味を含ませます。レモンの酸味と風味が煮豆の味を引き立ててくれます。
また初夏から夏にかけて出回る果物・・・スイカ、マンゴー、桃類・・・自然の濃厚な甘味を持っています。これにもレモンを補い果物の甘味を上手に引き出した、手軽な初夏のお菓子になります。
江戸時代以前、醤油が出回るまでの日本では、塩、酢、味噌だけで料理を作っていたそうです。また刺身については酢に山葵や生姜などの香辛料を加えたものに浸して食していたと言われています。今回のお菓子は、調味料に頼らず、季節の香味が料理をおいしくするのに役立てていたという、そんな時代を思いながら作ってみました。
レモン豆(126kcal)
く
材料
大福豆(白いんげん豆) 100g
きび砂糖 50-60g
レモン汁 1個分
重曹 ひとつまみ
作り方
①豆は洗ってたっぷりの水に浸す。夏は3時間くらい、冬は一晩くらい。
②火にかける。強火にかけ沸騰したら重曹を入れる。
③火を弱めてアクを取りながら柔らかく煮る。ゆで汁が足りなくなったら湯を足す。茹で上がりの汁は、豆がかぶるくらいにしておく。
④砂糖を加えてひと煮立ちさせる。火から下ろしてレモン汁を加える。そのまま余熱で味を含ませる。
※夏は冷やして食してもよく合います。
栄養成分値(1人前あたり) たんぱく質4g 脂質+ 炭水化物26g ナトリウム+
レモン&すいかジュース(170kcal)
すいかの汁にレモンを加えるだけ!夏のおすすめ爽やかドリンク
材料 2‐3人分
すいか 大1/2個
レモン汁 1個分
作り方
スイカの実をザルに入れて木ベラなどで潰して果汁を用意する。レモン汁を加える。冷たく冷やして飲む。
栄養成分値(1人前あたり)170kcal たんぱく質3g 脂質+ 炭水化物45g ナトリウム5㎎
レモンヨーグルトプリン、、マンゴーソース添え(97kcal)
ヨーグルト入りのまろやかなプリンにレモンやマンゴーを加え、夏向きの味に
材料 3-4人分
(レモンヨーグルトプリン)
粉ゼラチン5g+ 湯 大さじ3
きび砂糖 大さじ1杯半 + 湯 大さじ2
牛乳 1カップ
ヨーグルト 大さじ3
レモン汁 大さじ1
(マンゴーソース)
マンゴー 1個
レモン汁 1個分
プリンの作り方
①湯に粉ゼラチンを入れてふやかす。
②ボウルに湯と砂糖を入れて溶かす。①を加えて完全に溶かす。
③牛乳を3回に分けて加え、その都度泡立て器でよく混ぜる。ヨーグルトとレモン汁も加え、よく混ぜる。
④器に流し入れて冷やし固める。
マンゴーソースの作り方
マンゴーは皮と種を除く。実は荒く刻む。レモン汁を加え混ぜる。冷やしておく。
仕上げ
プリンの上にマンゴーソース添える。
栄養成分値(1人前あたり)97kcal たんぱく質3g 脂質3g 炭水化物16g ナトリウム31㎎