12月のお菓子「黒豆」(80kcal)新しい年をまめに、しわがよるまで息災に過ごせますよう願いをこめて
12月のお菓子「黒豆」(80kcal)
新しい年をまめに、しわがよるまで息災に過ごせますよう願いをこめて
ポイント
1、豆は十分水につけ、柔らかく茹でる。豆が固いと出来上がりも固いままになってしまいます。
2、砂糖は数回に分けて加える。一度に入れてしまうと固くなります。
3、砂糖を加えたら、ふたは鍋からずらして被せる。ふたを閉めると吹き零れてえらいことになります。
4、煮る時は終始弱火で。豆に常に煮汁がかぶっている様に調整し、表面を耐熱紙で覆う。
できあがりまでのスケジュール
1日目 豆をたっぷりの水につけて戻す
2日目 戻した豆を茹でる
3日目 味をつける
※黒豆作りは時間と手間がかかります。年末の煩雑期になる前に余裕をもって作り置きしておきましょう。また召し上がる前には一度火を入れて、重箱に詰めるなどしておきましょう。
「黒豆」
材料と作り方
黒豆(茹でて)500g
粉黒糖 200g位(豆の重量の半分弱)
しょうゆ 少々
1、水で戻した豆を火にかける。沸騰したら弱火に落とし、浮いてきたアクを取りながら豆が柔らかくなるまで茹でる。途中、水が足りなくなってきたら差し水を加える。一晩おく。
2、翌日、豆の茹で汁が豆がようやく隠れる程度に茹で汁を調整して弱火にかける。残りの茹で汁は取り置く。
3、表面を耐熱紙で覆い、さらにふたをずらして被せる。ふつふつとしてきたら粉黒糖を3-4回に分けて加える。水分が足りないときは茹で汁で補う。
4、最後にしょうゆ少々を加えて1分間煮る。
栄養成分値 1人前あたり80kcal
〈残った黒豆の煮汁で、もう一品〉
「黒豆の寒天」
材料とつくりかた
黒豆の煮汁 2カップ
水 1/2カップ
粉寒天 1袋 5グラム
1、材料を鍋に入れ、混ぜてから火にかける。寒天が溶けるまで煮る。耐熱容器に流しいれて冷やし固める。
2、食べやすく切り分けて黒豆を添える。