【お菓子コース:焼き菓子の会】黒糖どらやき
今回のお菓子:黒糖どらやき
●今回のお菓子について:
「どらやき」:フライパンひとつで作れます。今回は中に包む「餡」も手作りします(しかもすぐに作れる!)
どら焼きの皮:今回は「1枚の皮に餡を入れて包む方法」です。皮は巻きやすいよう「薄くて弾力のある生地」にしました。もちろん羽二重のどらやきにも使えます。
どら焼きの餡:しっかり固めに練り上げるのがポイント。とはいえ「小豆餡」は少々手間がかかるので、ここはひとつ「季節の食材でおいしく簡単に作ろう!〕…今回は「かぼちゃ」を使いましたが、今の時期なら色んな豆〔ソラマメ・えんどう豆など」で作れます。季節感あふれるお菓子作りにぜひトライしてみて。
☆写真は盛り付け方を来月の「こどもの日」用にアレンジしてみました。こいのぼりの絵をトレイにして、「どら焼き」をうろこに見立てたものです。
♪では、作ってみましょう♪
☆材料
皮〔卵1個、粉の黒砂糖大さじ5、ホットケーキミックス粉大さじ3、米酢とサラダ油・各小さじ1)
かぼちゃ餡〔かぼちゃ4分の1個、三温糖大さじ3から5、塩少々〕
☆作り方
●皮を作る:ボウルに卵と黒砂糖を入れ、泡だて器で砂糖が溶けるまでよくすり混ぜる。米酢とサラダ油、振るった粉を順に入れてさっくりと混ぜ合わせる。蓋をして暫く置いておく。
その間に・・・
●餡を作る:かぼちゃは種を取りよく洗って適当な乱切りにする。鍋に入れ、水100ccと塩少々を加えて蓋をして弱火にかけ、じっくり蒸し焼きにする。
かぼちゃが柔らかくなったら、木ベラで潰す(少々粒が残っていても良い)。砂糖を加えたら鍋底から良く練り混ぜながら、水分を飛ばして固めの餡に仕上げる。
●皮を焼いて、餡を包む:フライパンを弱めの中火に掛け、バターを多めに溶かして一旦キッチンペーパーで吸い取る。そこへ「どら焼きの生地」をお玉半量くらい流し、すぐにお玉の背で丸く形作る。きれいな焼き色が付いたら裏返し、今度は乾かす程度に焼く。二枚目以降はフライパンをキッチンペーパーで軽く拭き、
この作業を繰り返す。
ポイント!焼き上がった皮は乾燥しないように保存しておく。
仕上げ:皮の真ん中に餡を置き、くるっと二つ折りにする。