カボチャと夏野菜の鶏そぼろ煮
現代っ子センターの料理講座 2008年6月
【料理コース】:カボチャと夏野菜の鶏そぼろ煮
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-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!-
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♪では、まずは作ってみましょう♪
● 材料(※調理する順に区分して表示しています)
かぼちゃ (中)1/ 4個(種を除いて、約300g)
(調味料)
ダシ汁 2カップ強
日本酒・みりん (各)大さじ1
三温糖・醤油 (各)大さじ1弱
↓
鶏胸肉の挽肉 100g
生姜のみじん切り ひとかけら分
↓
木綿豆腐 1/6丁
玉ねぎのみじん切り 1/2個
椎茸のみじん切り 3枚
↓
いんげん豆(5mm幅に切り分ける) 10本
ミニトマト(半分に切り分ける) 10個
塩・醤油・・・適量
● 作り方
① 【カボチャを煮る】
かぼちゃは6~8等分に切る。調味料を煮立てた中に入れ、落とし蓋をして煮る。沸騰したら火を止める。そのまま暫く置き、余熱で火を通して味を染ませる。
② 【鶏肉を煮る】
鍋のカボチャを静かに引き上げる。煮汁を煮立てた中に鶏ひき肉と生姜を入れ、ざっとかき混ぜた後、出てきたアクを丁寧に取り除く。
③ 【豆腐と野菜を加えて味を調える】
木綿豆腐は手で崩しながら加える。玉ねぎと椎茸も加えたら暫く煮る。味を見て、
※ 塩または醤油で味を調える。
〔※あっさり味に仕上げたいなら「塩」で、しっかり味に仕上げたいなら「醤油」で
味を調えます。〕
④【カボチャを戻して仕上げる】
カボチャを戻し入れ、いんげん豆とトマトを加え、落とし蓋をして煮る。いんげん豆に火が通った頃が出来上がり。
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次に、今日のポイント 「カボチャと夏野菜の鶏そぼろ煮」の応用と変化
★ 応用①:「カボチャ」に置き換えられる野菜
カボチャと同じく宮崎の初夏では「ズッキーニ」「サツマイモ」「茄子」など。
他に「ジャガイモ」「里芋」などでも応用できます。
★ 応用②:「鶏挽肉」に置き換えられる食材
今回は、軽めの仕上がりにしたかったので「鶏ひき肉:木綿豆腐=1:1」でしたが、全量を「鶏ひき肉」にされても結構です。また、「牛・豚の合挽き肉」や「ツナ缶」「ランチョンミート缶」などでも応用できます。
◎ 変化①:「カレーライス」
カボチャは半量ほどを荒めに潰す。こうすると適度なトロミ・カボチャの甘味が出る。カレー粉またはカレールウを適量加えて煮る。
◎ 変化②:「あんかけ」
仕上げに水溶き片栗粉であんかけにする。お弁当に入れる時にお勧め。
◎ 変化③「チーズ焼き」
耐熱皿に煮物を入れ、上から溶けるチーズを載せる。オーブンで焦げ目が付くまで焼く。
このほかにも、あなたのアイデアでおいしく展開してみて下さい!