現代っ子センタ-の料理講座 8月のお菓子「豆腐入り白玉団子」(一人前約117kcal)
現代っ子センタ-の料理講座
8月のお菓子「豆腐入り白玉団子」(一人前約117kcal)
ポイント
1、豆腐を水代わりに使う。
今回の「豆腐入り白玉団子」。もともとは『夏場に豆腐を早く使い切りたい』という、私の祖母の頃のアイデア料理です。夏場の豆腐を「固まった水」とみなし、お盆の頃によく作ったおやつ。
2、豆腐団子を作る時は「団子⇒水⇒豆腐」の順番で。
白玉団子の粉に最初に水以外のものを加えてもうまくいきません。まず、粉と少量の水を馴染ませてから、他の材料を加えましょう。
材料(つくりやすい量)
白玉粉 1カップ
水 40-50cc
絹ごし豆腐 40-50g
※団子生地がゆるくできた場合に、「上新粉」を用意しておくと便利。
つぶあん 適量
必要な道具
鍋、穴あきじゃくし、ボウル、ざる。
作りかた
※鍋にたっぷりの湯をわかしておく。
①ボウルに白玉粉を入れ、水を2-3回に分けて加える。手で粉の粒を潰すように、粉の固まりをさらさらの粉にする。
②豆腐を2-3回に分けて加える。よくこねる。出来上がりは、耳たぶ程の柔らかさになる。
※生地が固い様なら豆腐を加える。また生地がゆるくできた時には、上新粉を加えて調節する。
③生地をちぎって一口大に丸める。丸めながら熱湯の中へ。浮き上がってきたら、茹で上がり。冷水に取り、水気を切る。器に盛り、つぶあん(またはきな粉、そのほか好みの衣)を添える。
栄養成分値(一人前あたり ※団子+粒あん) 約117kcal。たんぱく質2,5g、脂質0,5g、炭水化物25g、ナトリウム12mg
■豆腐入り白玉団子の応用
1「型抜き」
クッキーの型を使う。小振りな型の方が型から抜きやすい。
「冷しぜんざい」と共に。
2、ごまを加えて「ごま団子」
出来上がった豆腐入り団子生地に黒ごま適量を加えて練る。
この団子には、黒蜜にすりゴマ適量を加え混ぜた「黒ごま蜜」を添えてあります。
3、「豆腐」を「かぼちゃ」に替えて「かぼちゃ団子」
木綿豆腐 50g を 茹でて潰したかぼちゃ 100g に替えて作る。作りかたは同じ。
※かぼちゃの水分により、出来上がりが固いようなら水を加えて調節する。
二色の団子を型抜きして「夏のフルーツ白玉あんみつ」。