Jul 19, 2005

またまた脱線しますね

夏ですね~。三連休ですね~。
連休最終日についに(もう今日しかないでしょう と)高校野球観戦に出向きました。
宮崎市生目・アイビースタジアムは祝日でもあり、大入りでした。
この日二試合とも波乱まくりでしたが
(延長戦や初回からの大量得点 など)
選手も観客も応援席も取材人も みなさん【汗かき・日に焼け】で
それはもう『日本の夏』実感の空間でした。

いろんなところから いろんなひとたちが
この空間に足を運んでいる
ここにいるだけで暑くてたまらないのに 
でも一度足を運んだら またまた という気になるもの です

この猛暑の中によくやるよ とお思いかもしれませんが
快適な空間では決して得られない「どっぷり暑く楽しい夏の過ごし方」なのかも です

高校野球・各地区の予選ももう終盤
機会があればいちどみて下さいませ  


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Jul 13, 2005

あくとのあくなき戦い

夏の甘味メニューに「黒蜜」を使ったものが多いので、今日はまとめて黒蜜作り。
しかしこれが一仕事で…。

さとうきび100%黒砂糖は、加熱すると大量の「アク」が出ます。
今日も、大鍋を火にかけて暫くすると、どこから沸いてくるのか?と言いたくなる程の
アクがじゃんじゃん沸いてくるのです。
ここから「アク取り作業」が延々と…もうホントに延々と
アクが引くまで続くのです。さらに糖度と熱が最高になった時点で、
黒蜜が元気良く跳ねてくる…。
アクに加えてやけどとの戦い、です。
木杓子とお玉を交互に持ち替えつつ
「暑い暑い、あっ痛い痛い、怖い怖い~」とぶつぶつ言いつつ、
『アクとの飽くなき戦い』は、夏の暑さと共に反比例して多くなるのです。

でも、おいしい黒砂糖から作った黒蜜は、当たり前だけどおいしい。
これを「かき氷」や「あんみつ」にたっぷりかけて食べると
やっぱり、しみじみ「おいしいなあ…」と思う。
そして、このおいしさをここのカフェに来てくれたお客様にも味わってほしいので
アクと、暑さと、やけども何のその、ですよ。
(試しに市販の「黒蜜」と食べ比べれば
「もしかしてカラメルとか他で風味付けしている味?
黒糖独特の甘味の切れ具合がイマイチ」と感じるのです。
黒糖マニアはそう簡単に騙されないのです)

そうそう黒蜜は「アイスコーヒー」にも良く合うのです。
なのでここのカフェではガムシロップではなく「黒蜜」を付けています。
最初は不思議な顔をしていたお客様も「意外に合いますね~」とおおむね好評ですよ。


 

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Jul 12, 2005

色別に野菜を仕込む

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買出しの翌日は、主に野菜類の仕込みの日。見つけた野菜たちを、さてどうましょうか。
夏野菜はとにかく色が鮮やか。ゴーヤ・キュウリのグリーン、赤いピーマン、レッドキャベツと赤玉ねぎ、カボチャや黄色いピーマン…どれもみんな、包丁の刃をスパッと入れると、鮮やかな色が顔を出す。で、今日は色別に野菜を酢と塩でもんでおくことにする。これだと、用途に応じてサラダ・和え物・カレーやスープや冷汁の具材にと、何でも使えます。
なので冷蔵庫には「赤い野菜」「緑の野菜」「黄色い野菜」(信号機か?)のボックスがストック。
オーダー毎に、お客様の顔を見ながら「ゴーヤのカレーと赤いサラダのセット」とか「三色冷汁」とか、
作るほうも楽しんでいますよ。暫くはこのパターンで行こう…。

毎回同じ手順で食材を扱うのて、どうも「飽きる」んです・・・。マシーンじゃないのでね。
家庭料理でも同じでしょう?
実はこんな話があるのです…

「現代っ子センター」のサマーキャンプに参加した子ども達、毎年キャンプ終了後はきらいな野菜もきれいに食べていますよ。これには親もびっくり。
子ども達に「どうして(例えば)肉じゃが嫌いなの?」と聞くと、
「家や学校の給食ではいつも同じお皿に同じ料理が盛られているから食べなくても分かるんだ」そうです。
しかし、「肉じゃがに入っている野菜やお肉、今日はちゃんと食べてたよ」
「あれ?そうだったの?」

…つまり、そういうことなんじゃないでしょうか。
作る方も食べる方も変化があるはずもない家庭料理。ならば日々『おいしいアイデア』を駆使してみれば
「作っていても面白い、食べる方も毎回楽しみ」。
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「現代っ子センターの料理講座」レシピ更新しました。


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Jul 09, 2005

赤紫蘇のきせつだ!

一抱えほどの真赤なバラ(だったらいいのに…)ならぬ「赤紫蘇」を、ぎゅうぎゅうと鍋に押し込んで、
さ「赤紫蘇ジュース」の仕込み開始です。ここからが化学の実験みたいで面白いのです。
沸騰した赤紫蘇汁の中に酢をひとたらし…あっという間に鮮やかな赤色になります。酢を入れなきゃ、こう真っ赤にならない。これが見たくてこの季節は「赤紫蘇ジュース」作っているようなものです。

元はといえば、母が作っていました。その母だって、祖母が作っているのを見て憶えていたそうです。
そうやって家の味は繋がっていくのかな、と。
そして三代目の私は…ちゃっかり営業に使っていますが。

さわやかな赤紫蘇と蜂蜜の風味がどこか懐かしい「赤紫蘇ジュース」
カフェの『ドリンクメニュー』で、どうぞおたのしみください。
詳しい作り方(とても簡単!)は、明日の料理講座で⇒HP公開はその後で、こちらもお楽しみに。

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