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August 07, 2010

現代っ子センターの料理講座:8月の料理「夏野菜のおそうざい」

現代っ子センターの料理講座  2010年 8月
【8月の料理】「夏野菜のおそうざい」 
-ひとつのレシピを基本に、たのしくおいしく変化できるレシピも考えてみよう!- 
     
■「茄子の南蛮漬け」
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材料:茄子(中位の大きさ) 2本、 サラダ油 適量
漬け汁:麺つゆ(ストレートタイプ) 1カップ、三温糖 小さじ2、、米酢 小さじ2 みりん小さじ2、鷹の爪 小1本
         
作り方
①茄子はヘタを切る。縦半分に切り、皮目に格子状に切れ目をつけて二等分に切る。水に暫く放す。水気を良く切る。
②フライパンに油を敷いて茄子を並べて入れる。中火にかけて両面を焼く。
③漬け汁の用意。鷹の爪の種を除いて荒くちぎる。深い保存容器に三温糖と鷹の爪を入れ、湯少々を加えて三温糖を溶かす。残りの調味料を加えて混ぜる。
④焼きたての熱い茄子を漬け汁に入れる。そのまま冷めるまで置いて味を馴染ませる。冷めたら冷蔵庫で冷やす。

〔参考〕盛り付ける時に、茹でたオクラや生姜の細切りなどを添えても良く合います。

〔応用〕茄子の替わりにゴーヤーでも良く合います(今回の漬け汁の量だと1本分くらい)。ゴーヤーは5mm幅に切ります。後は茄子の時と同じです。

■「芋茎(ずいき)と生節の甘酢和え」
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材料:芋茎 1本、カツオの生節 5cm分くらい、生姜 一かけ
調味料:塩少々、米酢大さじ2、三温糖大さじ3

作り方
①芋茎は皮を剥き薄切りにしてボウルに移し、塩少々を振って手で軽く揉み込む。そのまま暫く置く。 しんなりとして水分が出てきたら、水気をしっかり切る。
②生節は手で荒くほぐす。
③細切りに刻んだ生姜・米酢・三温糖を加える。手で全体を良く混ぜ合わせる。しばらく置いて味を染ませる。

〔応用〕画像では細切りのかまぼこも加えています。生節をかまぼこや竹輪に替えても良く合います。

〔参考〕芋茎を使ったその他の料理。淡白な芋茎に組み合わせる食材を好みで替えると、味と食感の変化を色々と楽しめます。
「芋茎の酢の物・スープ(2009年5月)」
「芋茎と桜海老の酢の物(2007年10月)」

■「きゅうりの赤紫蘇もみ(左)」
■「茹でたトウモロコシと里芋(右)」
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「きゅうりの赤紫蘇もみ」
材料:きゅうり 2本、赤紫蘇の梅酢漬け 大さじ1くらい、粉末すし酢 少々

作り方
①きゅうりは縞目に皮をむいて3mm幅(ちょっと厚め)の輪切りに切る。
②赤紫蘇は汁気を絞り、細かく刻む。
③きゅうりと赤紫蘇を手でササッと混ぜ合わせる。味をみて、粉末すし酢を加えて味を整える。入れすぎると塩辛くなるので注意。

「茹でたトウモロコシと里芋」
材料:トウモロコシ、里芋、塩

作り方
①トウモロコシは皮とヒゲを取り、水に暫く放す。里芋は良く洗って付け根のところを切る。
②鍋にたっぷりの水と塩(適量)とトウモロコシを入れて火にかける。一粒味見して好みの茹で加減になったら取り出してザルに空ける。荒熱が取れたら4-5等分に切り分ける。
③同じ鍋に里芋を入れて茹でる。里芋にクシを指してスッと通ったら取り出してザルに空ける。
※食べる時には「ごま塩」を添え、ちょっと付けながら食べます。少々の塩気で旬の野菜の旨味が引き立ちます。
※里芋の皮は、手で軽く押し出すようにするとツルッとむけます。

〔応用〕残った里芋は「ごま味噌和え」にできます。皮をむいて〔味噌・砂糖・みりん少々を練り合わせた「合え衣」〕で合え、仕上げにすりごまをたっぷり振ります。


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