現代っ子センタ-の料理講座 3月のお菓子「若草白玉」(269kcal)。春を呼ぶ草「よもぎ」。よもぎたっぷりの白玉をかみしめると、さわやかな香りがお口いっぱいに広がります。
現代っ子センタ-の料理講座 3月のお菓子「若草白玉」。
春を呼ぶ草「よもぎ」。
よもぎたっぷりの白玉をかみしめると、さわやかな香りがお口いっぱいに広がります。
ポイント
・よもぎは柔らかい葉先だけを摘む。土などを流水で丁寧に洗い流す。
・よもぎは繊維が堅いので細かく刻み、更にすり鉢で細かくして使う。すり鉢のない場合はフードプロセッサでも可。
よもぎ・・・古来「もちくさ」として使われる香りのよい草。邪気を払うとも言われ、雛の節句や端午の節句に供える風習もある。沖縄では汁物などに添えられる。
材料(つくりやすい量)
白玉粉 2カップ
水 適量
よもぎの葉 両手一杯くらい
重曹 少量
つぶ餡(市販) 適量
きなこ(市販) 適量
つくりかた
①鍋に熱湯を沸かして、洗ったよもぎと重曹を加えて茹でる。水に取り、2-3回水を替えた後、水気を絞る。
②よもぎをみじん切りにする。更にすり鉢で細かくする。
③ボウルに白玉粉を入れる。水を数回に分けて加えながら手でこねる。耳たぶくらいの柔らかさになるまで水を足しつつこねる。刻んだよもぎを加えてムラのないようにこねて白玉生地をまとめる。
④鍋に熱湯を沸かし、一口大に丸めた白玉を入れる。浮き上がって一呼吸置いたあたりで引き上げる。冷水に取り、ざるにあける。
⑤器にきな粉を敷き、白玉を盛ってつぶあんを添える。
一人前当りの栄養成分値 269kcal。たんぱく質 6g。脂質 0,7g。炭水化物 58g。ナトリウム 19㎎。
応用・・・季節の野菜を使って、もっと手軽に「若草白玉」。
よもぎの替わりにクレソン、春菊、水菜などの葉先を茹でて刻んで加えても作れます。よもぎほど繊維の堅さを気にしなくてもよいので、手軽に作りたい時におすすめです。